世界でひきこもりたい

さあさあ、どう生きましょうか。

ただいま、2016年夏のヨーロッパ周遊一人旅を綴っています。

初海外一人ふらり旅にはヨーロッパがオススメ

次からは準備編と言いましたが、変更!

 

準備編の記事書いてたら、「初めての一人海外漂流に最適だったのでは…」

と思いまして…急遽、語る。

 

 

ヨーロッパ旅の良いところ


その①ビザが必要ない。
シェンゲン協定内に3か月以内の旅行で、日本人のパスポートをお持ちなら「ビザ」が必要ありません。

ということは「大使館に出向いて面倒な手続きをする必要がない。」
しかもパスポートの提示も最初の一か国だけ。国境を越えても提示しなくていいんです。
(この夏はテロの影響か時々提示を求められました。)

これだけで大分敷居が下がります。

 

シェンゲン協定とは、

「ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定である。」(Wikipediaさんより)

 

…もっともっと詳しく難しいことが書いてあったのですが、

チョット理解スルノメンドクサイ。

ので詳しく知りたい方は、各自調べてみてください。

ちゃちゃっと、自分の旅に関係するのか知りたい方は、

地球の歩き方 ヨーロッパ』の最初の方に解説があったので、

読んでみるとよいかも。

私もそのページを読んでどうにか解釈しました。

これが↓

~私の解釈~

まずしばらくヨーロッパを訪ねていなくて、90日以内の旅やったら、まず無視していい。

ヨーロッパ内ビザなしでどこにでも行けちゃうよ。くらいに思っとこう。
ただ、東の方の国やロシアよりにある国に行くなら注意やで!

シェンゲン協定に入ってないかもしれん、ビザが要るかもしれない。

あと、90日を超えて滞在するとえらいこっちゃで。

 

という感じです。

 

しかし、この「90日」とは「半年」のうち「90日」らしいのですが
どこから数えて「半年」なのか私には謎なのです。

徹底的に調べればわかるのかもしれませんが…
私にそんな気力はない。

でも外務省のHPにこんな文を発見。

『あらゆる180日の期限内で最大90日間」

欧州諸国を訪問する方へ | 外務省

 

「あらゆる」って何なん…?

 

 

 

マァ、とりあえず

「この半年以上ヨーロッパの地に足を踏み入れてない」

「帰国後、再びヨーロッパにすぐ帰る用事がない」

という方は、それほど心配ないと思います。

 

日本人のパスポートって本当に強いですね。
ベネチアで出会った中国人とインドネシア人の女の子には、とても羨ましがられました。

二人とも大使館に行って申請しなければいけなかったみたいです。

 


あと外務省のHPには、シェンゲン協定国一覧もありました。(2013年現在)

アイスランドイタリアエストニアオーストリアオランダギリシャスイススウェーデンスペインスロバキアスロベニアチェコデンマークドイツノルウェーハンガリーフィンランドフランスベルギーポーランドポルトガル,マルタ,ラトビアリトアニアルクセンブルクリヒテンシュタイン

(赤字の国は、私の訪れた国です)

 

私がシェンゲン協定「外」で訪れた国は、

イギリス・クロアチア   です。

 

私は、クロアチアは「協定外」なことを知らずに入国も出国もしました。。。

全然「シェンゲン協定」を理解していなかった…


でも、ここでも日本人のパスポートの威力を知りました。
クロアチアは協定外ですが、日本人はビザなしで入国できるようです。

 

そして落とし穴でもあり、抜け道でもあるイギリス。
イギリスは協定「外」なんですよ。
今年の6月にEU離脱が決まったイギリスですが…

(円高のおかげで旅費が抑えられました。)

 

まあ、もともと通貨が違う、大半のヨーロッパ地域と1時間の時差がある、など旅行者的にも異色なイギリスさんですが、
「協定外」ということで、入国審査があるのです。

 

落とし穴、それは「イギリスの入国審査は厳しい」と有名らしい。。。
私も今回で3回目の入国でしたが、
1回目(10年以上前)、母とパッケージツアーでの入国なのでよく覚えていない。
2回目(7年前)、1か月の語学留学。確かに入学証明書や銀行の残高証明などを入念に準備したような気が…
今回、よくある質問に答えて、帰りの飛行機のeチケットを見せたら行けました。
ので、「帰国する予定の証明」や「資金証明」、「何故何処に滞在するのかの証明」が必要かもしれません。
あと、落ち着いて受け答えをする。
少しだけイギリス入国は注意ですね。

 

そして抜け道、それは「90日」に数えられないので、シェンゲン協定内で「90日」過ごした後でも、イギリスに滞在できるのです。
私の場合は、94日=イギリス8日+クロアチア5日+シェンゲン協定内81日
のようにヨーロッパ内に94日間滞在しました。

「行きたいところがありすぎて90日じゃ足りないわ。キーッ」

という方には、朗報です。

 

 

ビザの申請がないというだけで、旅の準備のやる気のなさは半減します。
(私は何事も始めるまでは嫌々、めんどくさい…でも一旦始めると楽しい!というアホウは人です)

 

 

その②ワクチン接種が必要ない。
アジアや南米では、ワクチン接種の必要な国の多いようですが、ヨーロッパ地域は、基本的に必要ないようです。
私も接種していません。ご心配な方だけで良いのではないでしょうか。

 

 

その③交通機関が発達している。
きれいな電車やバスでどこへでも行けます。国もまたげます。

もう今にもタイヤの外れそうなオンボロ車で激しい山道を、荒い運転で駆け抜けるとか、まだまだ初心者には恐ろしいのです。

それにユーロレイルパスがあります。
私はユーロレイルパスを購入しました。後悔してません。
とても楽でした。

毎回金額を調べていたわけではないので、モトが取れたのかはわかりませんが…。

  • いちいち切符を買わなくてよい。
  • 拠点の町から、フラっと近くの町に行ける。
  • 人々が2等車で席の奪い合いをしているのを横目に、1等車でくつろぐ。

などが利点です。

国によって少しずつパスの使い勝手が違いますので、また記事にしますね。

 


その④英語が通じる

まだアジアに行ったことないので、比較できないのですが…

あまり意思疎通に困ったことはないですね…

私は、ギリギリ旅行くらいなら困らないかな?くらいの英語レベルですが、

あちらも理解してくれますし、どうにか日本人お得意の曖昧な笑顔を浮かべていれば、どうにかなります。

ホステルや観光案内所にいる人は、大抵英語を話せる人たちです。

道すがら、どこかへの行き方を聞きたいのなら、若い人たちに声をかけるのをオススメします。(生き方が知りたいのなら、年配の方のほうが良いかも)

大抵ペラペラ英語で教えてくれます。

「教育」の違いを思い知らされます。

 

 

 

 

 

というわけで、自分でも気づいていなかった

「ヨーロッパ旅の良い所」をお届けしました。

 

次回からは本当に準備編です。